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「端末メーカ各社の海外動向−2005年度上期−」
〜海外市場に苦戦する端末メーカ各社はロシア市場に注目〜

 

・投資や効率化の進む中国!!

・端末高機能化が進む米国!!

・3Gサービスが広がる欧州!!

・目が離せないロシア市場!!
販売開始日:2005年11月29日
ページ数:A4版21頁
ファイル容量:584kB
価格:15,750円(税込)
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【要約】

投資や効率化が進む中国市場向け展開
東芝が中国市場からの携帯電話端末生産や販売事業を一時停止したものの、その他の端末メーカは中国市場での投資や効率化を図っている。京セラは中国市場向け端末の開発/生産を効率化し、松下電器産業が2005年7月に江蘇省で携帯電話カメラなどの新工場を建設した。

端末供給が拡大する米国市場向け展開
米国市場に強い三洋電機は米ESPNの動画配信サービス向け試作端末を開発し、米Sprint Nextel Corporationへ音楽配信サービス対応端末を供給する計画だ。一方、カシオ計算機も米国事業者向けに3G端末を供給する見込みとなっている。

NECが奮闘する欧州市場向け展開
3Gサービスが広まりつつある欧州市場では、NECがHutchison 3G Irelandから2005年5月に、独Siemens Information and Communication Mobileと3Gインフラを共同受注した。また、英Hutchison 3G UKがNECやLG Electronics、米Motorolaから3G端末800万台を購入する計画もある。

各社が注力するロシア市場向け展開
中国や南米、インド市場に続き、成長が見込まれるロシア市場向けにはNECが注力している。2005年5月に露Mobile TeleSystemsからi-mode関連システムを受注し、7月にはロシアに販売会社の露NEC Infocommunicationsを設立した。一方、松下電器産業も7月にロシアへ通信機器開発拠点を開設しており、シャープも富裕層に焦点を絞ってロシア市場を攻略する考えだ。


【キーワード】

☆投資や効率化を進める中国市場!!
※京セラが中国市場向け端末の開発/生産を効率化し、松下電器産業は2005年7月に江蘇省で携帯電話カメラなどの新工場を建設した。

★端末の高機能化が進む米国市場!!
※三洋電機が米ESPNの動画配信サービス向け試作端末を開発し、米Sprint Nextelの音楽配信サービス対応端末を供給する一方、カシオ計算機も3G端末を供給する見込みだ。

☆3Gサービスが広まりつつある欧州市場!!
※NECが2005年5月にHutchison 3G Irelandから3Gインフラを共同受注し、7月にはCOSMOTE Mobile Telecommunicationsへ「i-mode」対応3G端末の出荷を開始した。

★ますます目が離せないロシア市場!!
※NECが2005年5月に「i-mode」関連システムを受注し、7月には露NEC Infocommunicationsを設立した。一方、松下電器産業も7月にロシアへ通信機器開発拠点を開設し、シャープも富裕層に焦点を絞ってロシア市場を攻略する考えだ。


【2.国内外出荷台数推移と予測(2002〜2005年度)】

海外向けに苦戦する端末メーカ各社

2005年度上期における海外市場向け携帯電話端末の出荷台数については、公表している端末メーカが日本電気(NEC)と三菱電機の2社のみとなっている。さらに両社とも前年同期を大幅に下回った。


【目次/図表】

要約
キーワード

1.市場概況
 投資や効率化が進む中国市場向け展開
 端末供給が拡大する米国市場向け展開
 NECが奮闘する欧州市場向け展開
 各社が注力するロシア市場向け展開

2.国内外出荷台数推移と予測(2002〜2005年度)
 海外向けに苦戦する端末メーカ各社
  図:携帯電話端末の国内外出荷台数推移と予測(エムレポート推定)
  表:携帯電話端末の海外出荷台数推移と予測
 主な端末メーカ別海外シェア(2005年度通期予測)
  表/図:メーカ別海外シェア

3.端末メーカ各社の動向と今後の計画
 京セラの動向
  事業利益の赤字が続く通信機器関連事業
  表:京セラの通信機器関連事業の業績推移と予測
  表:京セラ・グループの携帯電話端末の販売台数推移と予測
  【中国市場向け展開】
  中国市場向け端末の開発/生産を効率化
  【その他の市場向け展開】
  2005年度中にインド研究開発拠点を増員
 三洋電機の動向
  上期は海外向けが堅調に推移
  表:三洋電機の電話機の国内外連結売上高推移
  表:三洋電機の携帯電話端末の出荷台数推移と予測
  【米国市場向け展開】
  米ESPNのMobile ESPN向け試作端末を開発
  米Sprint NextelへSprint Music Store対応端末を供給
 パナソニック モバイルコミュニケーションズ(PMC)の動向
  上期は前年同期比15%減となった売上高
  表:PMCの売上高と営業利益、設備投資額の推移
  表:PMCの携帯電話端末の出荷台数推移と予測
  【中国/欧州市場向け展開】
  11月から海外市場向けGSM方式端末を投入
  表:VS6の主な仕様
  【中国市場向け展開】
  7月に江蘇省に携帯電話カメラなどの新工場を建設した松下電器産業
  【欧州市場向け展開】
  7月にロシアに通信機器開発拠点を開設した松下電器産業
 シャープの動向
  上期は前年同期比20%増の売上高
  表:シャープの携帯電話/PHS端末の売上高推移と予測
  表:シャープの携帯電話端末の出荷台数推移と予測
  【欧州市場向け展開】
  富裕層に焦点を絞ってロシア市場を攻略
  【その他の市場向け展開】
  7月にEricssonと端末向けプラットフォーム契約を拡大
 日本電気(NEC)の動向
  上期は端末部門で約150億円の営業赤字
  表:NECのモバイルターミナル事業の売上高推移
  上期の海外出荷台数は前年同期比40%減
  表:NECの携帯電話端末の出荷台数推移と予測
  【欧州市場向け展開】
  2006年度はロシアで60万台以上の端末販売
  ロシア市場で3年以内にシェア4%を獲得
  7月にロシアに販売会社の露NEC Infocomを設立
  表:露NEC Infocommunicationsの会社概要
  7月からCOSMOTEへi-mode対応3G端末の出荷を開始
  英H3G UKがNECなどから3G端末800万台を購入
  5月にHutchison 3G Irelandから3Gインフラを共同受注
  5月に露MTSからi-mode関連システムを受注
 【その他の市場向け展開】
  10月からStarHubへi-mode対応端末の供給を開始
  表:N600i/N411iの主な仕様
  9月に香港で世界最薄の折り畳み型カメラ搭載端末を販売開始
  表:e949の主な仕様
 三菱電機の動向
  上期は前年同期比50%減の海外出荷
  表:三菱電機の携帯電話端末の出荷台数推移と予測
  【西欧市場向け展開】
  9月に欧州i-mode関連研究部門などを移管
 10月に欧州市場へ2年ぶりの2G端末を投入した東芝
  表:TS10の主な仕様
 米国事業者向けに3G端末を供給するカシオ計算機

4.その他の動向
 ACCESSの動向
  7月にi-mode向けNetFrontが米QUALCOMM製チップに対応
  6月に独Infineonと端末開発促進で協業
  6月にNetFrontがAmoi Mobile製端末に搭載
  6月にNetFrontがSamsung製欧州市場向け端末に搭載

5.関連リンク
  表:関連リンク(五十音順)


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