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「IPケータイの動向と各社の戦略B」
〜IPケータイから定額制音声通信へサービスが進化〜

 

・IPケータイ導入進む!!

・3社が提供の定額制内線!!

・ウィルコムは定額制音声!!
販売開始日:2005年10月4日
ページ数:A4版32頁
ファイル容量:632kB
価格:21,000円(税込)
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【要約】

導入が容易になったIPケータイ
これまで無線IP電話端末(IPケータイ)は機器メーカ各社が市場を牽引してきた。メーカやシステム・インテクグレータ各社もさまざまなソリューション提案を行うなど、地道な営業活動を行っている。当初は端末数が500〜1,000台を超える大規模ユーザ向けシステムやサービスが中心であった。

定額制内線通話サービスの登場
しかし、ボーダフォンが2004年7月から静かに「Vodafone Mobile Office」を開始させてから変化が起きつつある。NTTドコモが「FOMA」/無線LAN対応端末「N900iL」の開発を発表、11月にはN900iLを利用した「PASSAGE DUPLE」を導入、KDDIも11月に「OFFICE WISE」を開始させた。ただ、ボーダフォンとKDDIのサービスは事業所内に小型基地局を設置することにより、従来の携帯電話ネットワークを利用した定額制内線通話サービスといえるものだ。

本格的な定額制音声通信サービスの到来
さらに2005年5月からはPHS事業者のウィルコムが定額制音声通信サービス「ウィルコム定額プラン」を開始させている。一方、ボーダフォンも6月には家族間に限定されるものの、「家族通話定額」を導入した。ウィルコム定額プランや家族通話定額の登場に伴い、本格的な定額制音声通信サービスの幕が切って落とされている。


【キーワード】

☆敷居が低くなったIPケータイ導入!!
※これまでのIPケータイ導入では大規模ユーザ向けシステムやサービスが中心であったが、メーカやシステム・インテクグレータ各社によって中小規模向けも拡充された。

★定額制内線通話は事業者の必須サービス!!
※2004年7月の「Vodafone Mobile Office」、11月にはNTTドコモの「PASSAGE DUPLE」、同時期にKDDIの「OFFICE WISE」、今や携帯電話事業者に定額制内線通話サービスは必須といえる。

☆定額制音声通信でウィルコム浮上!!
※これまで事業自体の存続も危ぶまれたPHSサービスであるが、定額制音声通信サービスは個人以外に法人ユーザも注目している。


【5.定額制音声通信サービスの動向】

IPケータイの普及を阻む定額制音声通信サービス

前回レポートでも掲載したように、IPケータイの最大の競合となり得る定額制音声通信サービスが開始されている。携帯電話事業者各社の場合、内線通話における定額制サービスであるが、PHS事業者のウィルコムでは正真正銘の定額制音声通信サービスだ。


【目次/図表】

要約
キーワード
  表:メーカ各社などによる無線IP電話端末の仕様@
  表:メーカ各社などによる無線IP電話端末の仕様A
  表:メーカ各社などによる無線IP電話端末の仕様B

1.市場概況
 導入が容易になったIPケータイ
 定額制内線通話サービスの登場
 本格的な定額制音声通信サービスの到来
  表:移動体通信事業者各社の定額制音声通信サービスの区分

2.通信事業者の動向
 NTTドコモの動向
  04年11月にFOMA/無線LANデュアル端末を投入
  表:N900iLの主な仕様
  図:N900iL
  04年11月からPASSEGE DUPLEの提供を開始
 無線LAN対応端末を市場投入するKDDI
 無線LAN/TD-CDMA方式端末を開発中のソフトバンクBB
 NTT東/西日本の動向
  9月から法人向けIP電話に無線IP電話端末を追加
  6月から中小規模事業所向けパッケージの提供を開始したNTT西日本
 フュージョン・コミュニケーションズの動向
  7月に無線IP電話端末向けソフト・モジュールを共同開発
  04年9月からFUSION IP-Centrexに無線IP電話端末を追加

3.メーカの動向
 日本電気(NEC)の動向
  5月にケイ・オプティコムと法人向けソリューション分野で提携
  4月にN900iLソリューションのメニューを拡充
  2月に中小規模向けN900iLソリューションの提供を開始
  04年11月から法人向け無線IP電話端末の販売を開始
  表:MH210の主な仕様
  図:MH210
 3月からWiPCom1000の販売を開始したネットツーコム
  表:WiPCom1000の主な仕様
  図:WiPCom1000
 アイピートークの動向
  3月にモバイルIP Talk対応端末を実演
  2月からモバイルIP Talkの提供を開始
  表:M107ipの主な仕様
  図:M107ip
 沖電気工業の動向
  11月から無線IP電話システム対応APの出荷を開始
  3月からN900iL対応SIPサーバの出荷を開始
  04年10月から無線IP電話端末の販売を開始
  表:WSP-500の主な仕様
  図:WSP-500
 04年4月からWIP-5000の販売を開始した日立電線
  表:WIP-5000の主な仕様
  図:WIP-5000
  表:WIP-5000の主な特長
 9月からネットツーコム製端末の販売を販売した加賀電子
 2005年内の出荷を予定しているUTスターコムジャパン
  表:F1000の主な仕様
  図:F1000
 04年12月から無線IP電話端末の販売を開始したアイコム
  表:VP-43の主な仕様
  図:VP-43
 04年6月から折り畳み型無線IP電話端末の受注を開始した理経
  表:TOPfoneの主な仕様
  図:TOPfone
 無線LAN対応端末を投入するプラネックス
 4月にPHS基地局回線IP化アダプタを発表したアルテル
 04年8月にIP対応構内PHS機器の販売を開始した沖電気工業
  表:UM7588の主な仕様

4.その他の各社の動向
 4月からパック商品の提供を開始したNECシステム建設
 3月にIP電話システムの販売を開始したドコモエンジニアリング
 3月から無線IP電話システムの販売を開始した日立IT
 3月からパック商品の販売を開始した日立電子サービス
 11月にN900iLソリューションの販売を開始したユニアデックス
 2月からシステム販売を開始した日商エレクトロニクス
 1月に月額7,000円の無線IP電話端末の販売を開始したユー

5.定額制音声通信サービスの動向
 IPケータイの普及を阻む定額制音声通信サービス
  表:移動体通信事業者各社の定額制音声通信サービス比較
 4月に局内設置型のOFFICE WISEを追加したKDDI
 04年7月から法人向け内線電話サービスを開始したボーダフォン
 11月から家族通話定額を導入するボーダフォン
 基地局設置型モバイル・セントレックスを開発中のドコモ
 5月に定額制音声通信サービスを開始したウィルコム

6.導入事例
 2006年末までにIP電話システムを全面移行する大阪ガス
 2005年度末までに約1,000台の端末を導入する常石造船
 9月までに全社でのIP電話化を進めたNEC
 5月からN900iLを大規模導入した日本コムシス
 4月に無線IP電話の全面運用を開始した中国電力
 3月から構内PHSを導入した神戸製鋼
 3月にN900iL利用のIP電話システムを導入したユニアデックス
 3月から米Cisco製端末1,000台を導入したIHI
 1月から本社にN900iLなどの導入を開始したイトーキ
 04年12月に80台のWIP-5000を導入した大阪ハイアット
 04年12月にN900iLなどを稼動させた帝国石油
 04年12月からN900iLを稼動させたMTI
 04年11月に350台のN900iLを導入したJFEシステムズ
 04年11月に無線IP電話端末を導入したコクヨ
 04年11月にPASSAGE DUPLEを導入した宝島社
 04年9月にN900iLの導入を発表したインデックス
 04年9月にVMOを導入したコノエ・グループ
  表:導入事例一覧

7.関連リンク
  表:関連リンク(五十音順)


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