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「着信メロディ市場の動向と今後の展望A」
〜2003年度の着信メロディ市場は微増、KDDIが着うた市場を牽引〜

 

・今後は微増の着信メロディ!!

・急拡大が見込める着うた!!

着うたの海外展開を図るCP!!
販売開始日:2004年8月27日
ページ数:A4版46頁
ファイル容量:1.28MB
価格:26,250円(税込)
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【要約】

着信メロディも飽和に近づいた2003年度
すでに携帯電話サービスが一般化している中、毎月の加入動向も飽和状態となりつつある。こうした状況の中、着信メロディ配信サービスは携帯電話の普及とともに市場を拡大させてきたといっても過言ではない。当初は数和音であった和音数も現在では64和音へと高音質化を果たした。しかし、高音質化を進めた結果、これまでのようなメロディ単体ではなく、歌声さえも組み込まれた「着うた」が登場する。

他社に先駆けてCDMA2000 1x方式という3Gサービスを開始させたKDDIは、EZ「着うた」を切り札に2003年度の勝ち組に成りえたともいわれている。一方、ボーダフォンも2003年12月に投入した「Vodafone Global Standard」端末から着うたの対応を開始させている。また、最大手のNTTドコモも2004年2月以降に投入された「FOMA 900i」シリーズから対応した。

着うたの伸びが拡大していく2004年度以降
伸び悩みが懸念される着信メロディとは対照的に、まだまだ小規模な着うたは2004年度も市場拡大が期待される。2004年度は携帯電話事業社3社が通年でサービスを提供でき、市場シェアの過半数を占めるNTTドコモの動向次第で市場規模は数倍を記録する見込みだ。今後は2Gから3Gサービスへの移行が本格的に進む点も、着うたにとっては追い風となる。今後は市場規模を縮小させることなく、微増を続けていく着信メロディに対し、急拡大していく着うた市場という構図と推測される。


【キーワード】

☆今後は微増の着信メロディ!!
※すでに携帯電話端末の必須機能になりえた着信メロディは、携帯電話普及の飽和とともに市場規模が伸び悩む。

★急拡大が見込める着うた!!
※KDDIが先行したEZ「着うた」も現在では他社も追随を果たし、対応端末の拡充やパケット定額制の導入によって普及の追い風となる。

☆着うたの海外展開を図ったCP!!
※コンテンツ・プロバイダ各社は国内で普及しつつある着うたを海外でも提供を開始させており、国内以上の成功を見込む。


【2.市場規模推移と予測(2003〜2008年)】

今後は横ばいが続く着信メロディ市場

着信メロディの市場規模については、財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAj)やミュージック・シーオー・ジェーピーなどが数値を発表している。経済産業省の外郭団体であるDCAjの「デジタルコンテンツ白書2004」によれば、2003年における着信メロディなど携帯電話向け音楽系コンテンツが前年度比6.5%増となる907億円になったという。


【目次/図表】

要約
キーワード

1.市場概況
 着信メロディも飽和に近づいた2003年度
 着うたの伸びが拡大していく2004年度以降

2.市場規模推移と予測(2003〜2008年)
 今後は横ばいが続く着信メロディ市場
  図:着信メロディ/着うた市場規模の推移と予測(エムレポート推定)
  表:着信メロディ/着うた市場規模の推移と予測
 2003年度の着うた市場は8,000万ダウンロード!?
  表:DCAjによる携帯電話向け音楽系コンテンツ市場規模の推移
  表:DCAjによる2003年度の携帯電話コンテンツの市場規模
  表:MCJによる着信メロディ市場規模の推移

3.携帯電話事業者の動向
 NTTドコモの動向
  6月にメロディコールが100万を突破
  表:メロディコールの内容と利用料
  2月から着うた対応の900iシリーズを投入
 KDDIの動向
  7月に着うたのダウンロード数が1億を突破
  表:EZ着うた対応端末の契約台数推移
  音楽プレーヤ機能サービスを開発中
 ボーダフォンの動向
  2Gでも着うたを可能に
  VGS端末から着うたに対応
  表:携帯電話事業者3社における着うたの採用方式比較

4.着信メロディ配信プロバイダの動向
 ドワンゴの動向
  3G端末向けコンテンツを大幅拡充
  表:連結売上高とコンテンツ事業の業績推移
  表:連結売上高とコンテンツ事業の業績予測
  表:携帯電話事業者別の売上高推移
  8月にタワーレコードの第3位株主に
  5月に通信料削減ソフトのダウンロードが40万を突破
  各サイトの名称をいろメロに統一
  エクシングと共同で携帯電話コンテンツの充実化
 タイトーの動向
  2004年度は着うたや着モーションなど大容量コンテンツを拡充
  表:連結売上高とコンテンツ・サービス収入の業績推移
  表:携帯電話コンテンツのサービス別売上高構成比の推移
  7月から4〜8和音の着メロ配信を開始
 バンダイネットワークスの動向
  高音質な着メロ配信を推進
  表:連結売上高とモバイルコンテンツ事業、着信メロディ分野の業績推移
  表:携帯電話事業者別売上高の推移
  表:主な提供コンテンツ
  表:着信メロディ分野における有料会員数の推移
  表:携帯電話事業者との契約概要
  秋から着うたに参入
 サイバードの動向
  新規コンテンツの投入で拡大を目指す
  表:連結売上高とコンテンツ事業の業績推移
  表:携帯電話事業者別の売上高構成
  表:事業者別国内コンテンツ数の推移
  表:NTTドコモ向け着信メロディ提供サイト
  表:KDDI向け着信メロディ提供サイト
  表:ボーダフォン向け着信メロディ提供サイト
  表:種類別コンテンツ数
  表:携帯電話事業者との契約概要
 インデックスの動向
  3G向け大容量コンテンツへの移行を推進
  表:連結売上高とコンテンツ事業の業績推移
  表:連結売上高とコンテンツ事業の業績予測
  3月から花粉症に効く着メロの配信を開始
  1曲100円でHALCALIの着うた配信を開始
 ハドソンの動向
  MC事業が好調に推移
  表:連結売上高とモバイル・コンテンツ(MC)関連事業の業績推移
  表:モバイル・サイト月次課金者数の推移
  8月からNTTドコモ向けに着うた配信を開始
 スクウェア・エニックスの動向
  2004年度は海外展開を積極化
  表:連結売上高とコンテンツ事業の業績推移
  表:連結売上高とコンテンツ事業の業績
 7月から無料の着メロ配信を開始したライブドア
 レーベルモバイルの動向
  7月からWebサイト上で着メロ検索が可能
  2月から900iシリーズ向けに着うた配信を開始
  ボーダフォン向けにも着うた配信を開始
  着うたサイトを自社開発に変更
 8月からパソコンで着メロなどを購入できるフジテレビ
 8月から着メロ添付サービスを開始したサミーネット
 7月からパソコンで着メロ検索できるSCN
 7月にステレオ音源の着うた配信を開始したトイズファクトリー
 7月から文字の曲変換サービスを開始したジー・サーチなど
 原音に近い着メロを開発したモバイルファクトリー
 6月からパソコンで着メロ検索を可能にした三愛・ギガ
 6月からクラシック中心の着メロ配信を開始したSII
  表:音友クラシックコンサートのコンテンツ内容
 6月から900i向けにも着うた配信を開始したSMC
 5月から着うた配信を開始したエキサイトとワーナー
 ティー・オー・エスの動向
  5月から音声認識で着うた検索を可能に
  PDC方式にも着うた配信を開始
 中間連結決算で売上高34億円を記録したフォーサイド
  表:フォーサイドにおける有料会員数の推移
 4月から洋楽専門の着メロ配信を開始したエクシング
 3月から着メロにも参入したヤフー
 ヤマハの動向
  3月からボーダフォン向けに歌詞表示を開始したヤマハなど
  着メロのプレゼントを開始したヤマハとMTVジャパン
 エムティーアイの動向
  2月から900i向けに着うた配信を開始したMCJ
  独自に楽曲権利を取得したMTI
 伊藤忠商事の動向
  1月からドコモ向けに着うた配信を開始
  KDDI向けに懐メロの着うた配信を開始したナノ・メディア
 1月から着うた音源の許諾取得代行を開始したサクセス
 パソコン向けゲーム配信にも注力するセガ・ミュージック
 ラテン音楽の着メロを提供するデジタルブリッジ
 高額さがウリの着メロを提供するタワーレコード
 米国独立系レコード会社の楽曲を提供しているアミュー
 着うた専用クラシックの配信を開始したクロスワープ
 着信メロディ事業者13社が専門団体を設立

5.海外市場の動向
 ハドソンの動向
  9月から米Verizon向けに着メロ配信を開始
  表:欧州市場における自社コンテンツの配信状況(2004年5月現在)
  表:米国市場における自社コンテンツの配信状況(2004年5月現在)
  表:アジア/オセアニア市場における自社コンテンツの配信状況(2004年5月現在)
 8月に中国で子会社を設立したACCESS
  表:英C-Valleyの株主構成
 フォーサイド・ドット・コムの動向
  欧州市場に攻勢
  表:欧州市場における主な関係事業者
  8月から韓国で治療効果のある着メロ配信を開始したICO
  1月から米Verizonへ待受画像の提供を開始
 6月から着うたの提供を開始した米Virgin MobileとUMG
 5月に音楽配信で提携した英Vodafoneと米SME
 5月から中国で着うたの提供を開始した伊藤忠
 フェイスの動向
  4月から北米でも着うた配信を開始
  4月から米AT&T Wirelessへ着メロの配信を開始
  米Virgin Mobileに着メロ配信を開始
  SingTel Mobileにコンテンツ供給を開始したフェイス
 4月に着信メロディを無償提供した米MLBAM
 3月から米Verizon向けに着メロの配信を開始したナムコ
 2月に携帯電話コンテンツで提携した米T-Mobileと米SME
 欧州7ヶ国で着メロ配信の展開を開始したヤマハ
 英Orange向けに着メロ提供を開始したオリコン
 Smartoneへの供給コンテンツを拡大したセガ
  表:セガにおける追加供給コンテンツの概要
  表:セガにおける供給ゲーム・コンテンツの概要

6.着うたによる販売促進事例
 着うたによる販売促進が盛ん
 8月に着うたの先行配信を開始したCCCなど
 8月に業界初の着うた限定配信を行ったSME
 7月に着うたの先行配信を開始したナノ・メディア
 着うた初の100万ダウンロード

7.関連リンク
  表:関連リンク@(五十音順)
  表:関連リンクA(五十音順)


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