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「中国における携帯電話市場動向−2003年下期−」
〜中国の移動電話ユーザは2億6,869万、月間加入も500万以上〜

 

・増加ペース拡大中!!

・3G参入は5社!?

3月末から第2回屋外3G試験!!
販売開始日:2004年3月16日
ページ数:A4版36頁
ファイル容量:744kB
価格:20,000円(税抜)
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【要約】

合計400万の単月純増を継続する事業者2社
China MobileとChina Unicomにおける毎月の純増数が、2003年7月以降、月間平均400万で推移している。これに伴い、下期における純増ユーザ数は2,378万となった。携帯電話ユーザ数が急拡大している中国市場であるものの、主流サービスはGSM/GPRS方式で、3Gへの移行は進んでいないのが現状だ。

3月末から屋外3G試験を開始
唯一、CDMA2000 1x方式を提供しているChina UnicomにしてもCDMA方式ユーザは2,000万程度となっている。しかし、3Gへの準備は着々と進んでおり、中国政府が2004年内あるいは2005年に3G免許の発行を行う見込みで、免許発行の準備をしているとされる。


【キーワード】

☆増加ペース拡大中!!
2003年下期はChina MobileとChina Unicomの月間純増数が平均400万で推移した。

★3G参入は5社!?
固定電話事業者のChina TelecomやChina Netcom、China Railcomが参入を目論む。

☆3月末から第2回屋外3G試験!!
3月末にW-CDMA方式、4月末には1x方式、5月末頃にTD-SCDMA方式試験が実施される。


【8.3Gサービスへの進捗状況】

年末か2005年に3G免許を発行!?

中国市場における3Gサービスの展開は中国政府の3G免許発行の後れから、未だに明確な道のりが定まっていない状況だ。すでに政府は3G免許を発行する準備をしているとされるものの、決定は2004年内あるいは2005年に下される見込みとなっている。

既存方式の延長を選択する携帯電話事業者
既存携帯電話事業者であるChina MobileとChina Unicomの動向については、China Mobileが既存のGSMをW-CDMA方式へ増強したいという意向を持っている。一方、China Unicomは2002年1月からCDMA方式サービスを、2003年3月にはCDMA2000 1x方式を開始させており、今後の増強もCDMA方式路線に傾くものとみられる。1x方式以外にもGSM1x方式を採用するという筋書きも有力だ。


【目次/図表】

要約
キーワード
  図:中国における移動電話ユーザ数の推移(2003年7月〜2004年1月)
  表:中国における移動電話ユーザ数の推移

1.中国の市場概況
 合計400万の単月純増を継続する事業者2社
  表:携帯電話事業者2社における純増ユーザ数の推移(単位:万)
 3月末から屋外3G試験を開始

2.ユーザ数の推移と予測(2002年〜2008年)
 2008年に最大6億6,500万の携帯電話ユーザ
  図:情報産業部による携帯電話ユーザ数の推移と予測
  表:情報産業部による携帯電話ユーザ数の推移と予測

3.携帯電話事業者の動向
 China Mobileの動向
  2004年1月に250万の純増
  図:China Mobileにおける携帯電話ユーザ数の推移(2003年7月〜2004年1月)
  表:China Mobileにおける携帯電話ユーザ数の推移
  加NortelとGSM方式ネットワークの契約を拡張
  親会社から10省の資産買収協議を開始
  伊藤忠商事がコンテンツ配信を開始
 China Unicomの動向
  買収の影響で2004年1月は1,279万の純増
  図:China Unicomにおける携帯電話ユーザ数の推移(2003年7月〜2004年1月)
  表:China Unicomにおける携帯電話ユーザ数の推移
  2004年に売上高825億元を目指す
  2004年内にGSM/CDMA方式端末を投入
  Ericssonとネットワーク拡張契約を締結
  2004年春にGSM1x方式端末を投入
  米Lucentと第3期CDMA方式ネットワーク拡張
  親会社の9省・自治区のGSM方式事業を買収
  セガがBREW向けにゲームを供給

4.中国メーカの動向
 Huawei Technologiesの動向
  香港・SUNDAYの株式を買い足し
  2004年に売上高5,000億円超を目指す
 伊仏に端末の輸出を開始したNingbo Bird
 米Analogと端末の共同研究所を設立したTCL Mobile
 1〜10月期の端末売上高が1,200億円に達したTCL Group
 2004年初めにカメラ搭載端末を投入するKejian
 2004年に180万台の出荷を目指すHisense
 4〜5月にカメラとSDメモリ搭載端末を投入するDBTEL
 2003年の売上高が3,500億円となったNanjing Panda
 エイチアイから3Dポリゴン・エンジンの供給を受けたAMOI
 日本3G市場向けに超小型HDDを投入するGS Magicstor

5.日本メーカの動向
 NECの動向
  2006年度に海外向け端末出荷台数を1,250万台に設定
  NETEASEとモバイル・コンテンツ提供に関する契約を締結
  2月にカード型端末のN900を投入
  China Mobileへカメラ搭載端末3機種を投入
  中国における事業をモバイル中心に再編
  表:NECにおける通信インフラ関連の中国現地法人概要
  表:NECにおける研究開発関連の中国現地法人概要
 パナソニック モバイルコミュニケーションズの動向
  中国市場への展開は最注力
  日本市場に先駆けて先端機種を投入
 携帯電話向け64和音PCM音源LSIを開発した沖電気
 MCRと次世代携帯電話向け技術開発で提携したルネサス
 TCL Mobileへソフト供給を開始したACCESS

6.海外メーカの動向
 米Motorolaの動向
  China MobileとUnicomから大規模受注
  中国市場向けにLinux搭載端末を販売
  China UnicomのLBS向けに機器を提供
 2003年に中国へ3,000億円超の投資を行ったSamsung
 米Lucent Technologiesの動向
  China Unicomの第3期ネットワーク拡張を受注
  China UnicomとTelecomから大規模受注
 2007年までに中国に12億ドルを投資する独Infineon

7.コンテンツ・プロバイダの動向
 日本語対応GSM方式端末を販売したエービーソフト
 携帯電話ソフトウェア事業にも進出したJCD
 ドラえもんの配信を開始したニューディール
 北京に現地法人を設立したシーエー・モバイル
 画像配信で提携したバンダイとJCD
 Disneyコンテンツの配信を開始したインデックス

8.3Gサービスへの進捗状況
 中国政府の動向
  年末か2005年に3G免許を発行!?
  3月末に第2回目の3G試験を実施
 通信事業者の動向
  既存方式の延長を選択する携帯電話事業者
  3Gサービス提供を計画する固定電話事業者
 メーカの動向
  COMM CHINAで3Gデモを実演したメーカ各社
  W-CDMA方式端末を開発したHuawei
  独Siemens Mobileと3G合併会社を設立したHuawei
  独InfineonとW-CDMA方式端末を開発するHuawei
  HuaweiへW-CDMA方式向けICを供給する米Zyray
  2005年に3G端末を投入するKonka
  米UTStarcomとW-CDMA方式機器の合弁会社を設立したPMC
  3Gインフラで10%強のシェアを目指す仏Alcatel
 TD-SCDMA方式の動向
  2月にTD-SCDMA方式研究開発と産業化特定項目を策定
  TD-SCDMA方式端末を共同開発するLegendとDatang
 3.5/4G規格の標準化で日中韓が協力
 日中両国で4G研究を推進
 中国に4G開発の研究所を設立したNTTドコモ

9.関連リンク
  表:関連リンク(五十音順)


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