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「ナンバー・ポータビリティについて考える」
〜ナンバー・ポータビリティは導入されない?〜

 

 
導入メリット
・ユーザの利便性向上!!
・長期利用割引率の向上!!
・利用料値下げ!!
・端末買替需要の高まり!!

導入デメリット
・事業者に多額のコスト!!
・ユーザにもコスト負担!!
・販売インセンティブの下落!!
 
販売開始日:2003年4月30日
ページ数:A4版26頁
ファイル容量:944kB
価格:15,000円(税抜)
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【要約】

ナンバー・ポータビリティの検討
ナンバー・ポータビリティとは、携帯電話ユーザが契約している携帯電話事業者を変更する際、すでに契約している事業者における電話番号を変更先の事業者でも同じ番号が利用できる制度だ。これまではユーザが契約している事業者を変更してしまうと、番号も変更先の事業者で新規に取得しなければならず、従来の番号が利用できなくなっていた。

ナンバー・ポータビリティの実現性
現状、ナンバー・ポータビリティの導入は残念ながら、非常に可能性が低いものと考えられる。その要因としては、第一に携帯電話事業者や携帯電話ユーザにコスト負担がかる点、事業者別シェアに大きな変動が発生する可能性がある点などだ。事業者が最も恐れている点がシェア変動であるとみられるが、固定電話サービスにおける「マイライン」の結果もあり、NTTドコモ離れが進むとも進まないとも微妙なところといえる。


【キーワード】

☆ユーザの利便性向上!!
携帯電話ユーザは自由に携帯電話事業者を変更でき、契約事業者のサービスや対応に不満があれば、ユーザの納得のいく事業者を選択することができるようになる。

★多額の導入コストとコスト負担!!
ナンバー・ポータビリティの導入には、携帯電話事業者の交換機やデータ・ベースの改修が必要となり、多額の導入コストがかかる。また、事業者はもとより、携帯電話ユーザにも変更時における一時金や月額利用料の増加が懸念される。


【5.その他の動向】

事業者各社とも導入には消極姿勢
NTTドコモはナンバー・ポータビリティの導入について、固定電話サービスとはユーザ・ニーズが異なるものと考えており、新システムにかかるコストと効果を慎重に検証することが必要だとしている。一方、J-フォンはユーザ利便性の向上並びに携帯電話事業者間の公正競争条件の確保という観点から、原則として賛同を示している。また、KDDIは検討すべきテーマとしているが、中立的に捉えていると距離を取っている。


【目次/図表】

要約
キーワード
  図:ナンバー・ポータビリティ導入の検討展開

1.市場概要
 ナンバー・ポータビリティの検討
 ナンバー・ポータビリティの実現性

2.総務省の動向
 2002年6月に研究会を発足
 アンケート調査を実施
  総務省「平成14年度 電気通信サービス・モニターに対する第2回アンケート調査」
  サーベイリサーチセンター「キャリアの変更について」
  携帯電話事業者の変更意向について(変更経験あり)
  事業者の変更の有無(総務省調査)
  図:事業者変更の意向
  表:事業者変更の意向
  図:事業者を変更したい理由
  表:事業者を変更したい理由
  表:事業者変更経験のある回答者に対する事業者変更の感想
  携帯電話事業者の変更意向について(変更経験なし)
  表:事業者変更経験なしの回答者に対する変更をしない理由
  事業者変更経験なしの回答者に対する変更希望の有無(総務省調査)
  図:事業者を変更しない理由
  表:事業者を変更しない理由
  表:事業者変更経験なしの回答者に対する変更しなかった具体的な理由
  ナンバー・ポータビリティについて(利用意向)
  表:ナンバー・ポータビリティに関する利用者意識
  図:ナンバー・ポータビリティに関する利用者意識(年齢別男性)
  表:ナンバー・ポータビリティに関する利用者意識(年齢別男性)
  図:ナンバー・ポータビリティに関する利用者意識(年齢別女性)
  表:ナンバー・ポータビリティに関する利用者意識(年齢別女性)
  図:ナンバー・ポータビリティの利用意向
  表:ナンバー・ポータビリティの利用意向
  ナンバー・ポータビリティについて(費用負担)
  表:ナンバー・ポータビリティの費用負担賛成派の支払方法
  表:ナンバー・ポータビリティに関する具体的な負担方法と負担額(一時金)
  表:ナンバー・ポータビリティに関する具体的な負担方法と負担額(付加料金)
  表:ナンバー・ポータビリティの利用手数料
  表:回答者属性(性別)
  表:回答者属性(居住地)

3.導入メリット
 ユーザの利便性向上
 長期利用割引率の向上
  表:現在の各社による主な長期割引の概要
 利用料値下げ
 端末買替需要の高まり
  CIAJ「携帯電話とPHSの利用実態調査」
  日経リサーチ「ケータイの買い替え」
  BCN総研「次世代携帯電話サービスに関するアンケート調査」
  表:携帯電話端末を買い替えるきっかけ

4.導入デメリット
 多額の導入コストとコスト負担
 販売インセンティブの下落による販売代理店への影響
  表:KDDIの販売インセンティブの金額推移
 NTTドコモによる端末開発支援金の影響

5.その他の動向
 事業者各社とも導入には消極姿勢
 事業者別シェアの変動
  表/図:2003年3月末の事業者別シェア
 2004年中に韓国でも開始予定

6.ナンバー・ポータビリティ導入の可能性
 段階的にナンバー・ポータビリティを導入
 事業者による代替サービスの提供

7.関連リンク
  表:関連リンク(五十音順)

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