「事業者各社の投資動向と展望−2010年度上期−」

【要約】
2010年度上期に約6,000億円の設備投資を実施
これまで国内事業者各社は携帯電話ネットワークの構築などに多額の設備投資を行っている。

特に国内最大手のNTTドコモは事業規模も大きく、国内の携帯電話市場を牽引してきた自負もあり、インフラ投資には他の追随を許さない規模を誇る。

一方、KDDI(au)は新800MHz帯向け投資が山場に差しかかり、投資額は4,000億円規模にまで拡大している。

約1兆4,000億円を投下予定の2010年度通期
今後の国内事業者各社における設備投資額の増額に関し、LTEやHSPA+方式の導入が期待される。

しかし、国内事業者各社は3.9Gが3Gサービスの延長線上にあるため、一様に大幅な投資額の増加はないとしている。

ただ、NTTドコモは当初、2014年度までの5年間で3,400億円の計画を、2012年度年度までに約3,000億円投下する前倒しを実施した。

研究開発費は2010年度上期に約700億円
国内事業者各社における2010年度上期の研究開発費は前年同期比4.0%増となる660億円になった。

NTTドコモは2010年度に競争力の高い新たなサービスの構築と、高品質や価格競争力、信頼性を強化して市場競争力を拡充するための基盤技術の開発に取り組んでいる。

【キーワード】
☆2010年度上期の投資額は約6,000億円!!
2010年度上期における設備投資額は前年同期比2.5%減となる5,763億円にとどまり、3.9Gサービスの登場が投資増に大きな影響を与えていないことが明らかになった。

★2010年度通期の投資額は約1兆4,000億円!!
主要事業者の投資規模縮小が進むものの、ソフトバンクモバイルの勢いが目立ち、2010年度通期の設備投資額は前年同期比6.8%増となる1兆3,898億円になる見込みだ。

☆2010年度上期の研究開発費は約700億円!!
2010年度上期における研究開発費は前年同期比4.0%増となる660億円になり、中でもNTTドコモの505億円という規模の大きさが目立っている。

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