「端末メーカ各社の海外動向−2009年度通期−」

【要約】
中国市場での500万台出荷を目指すシャープ
現在、シャープは欧米市場にスマート・フォン、中国には国内市場で培った高機能な携帯電話端末を市場投入している。特に中国市場には端末の品揃え強化と販売経路の拡充を図る考えであるものの、国内最大手のシャープといえども海外展開には苦戦中だ。

端末開発と生産管理体制の国内集約を図る京セラ
京セラは2009年度に北米や国内市場での携帯電話端末の販売減少によって減収となった。ただ、開発や販売組織再編などによるコスト削減から損失額は縮小に向かっている。

2010年10月に新会社を設立する富士通と東芝
富士通と東芝が2010年6月に、携帯電話端末事業の強化を目的とした事業統合に基本合意した。基本合意に伴い、10月に新会社が設立され、新会社に東芝の端末事業を移管した上で、富士通が新会社の株式の過半を取得する計画だ。

2010年6月に本格始動を開始したNECカシオ
NECカシオモバイルコミュニケーションズが2010年5月に誕生した。6月にはカシオ日立モバイルコミュニケーションズも統合し、本格的な始動を開始している。

【キーワード】
☆中国市場に注力するシャープ!!
現在、シャープは中国市場に力を注いでおり、早期に年間出荷台数500万台超の実現を目指し、端末の品揃え強化と販売経路の拡充を図っている。

★京セラは開発や販売組織再編などで損失額縮小!!
京セラが携帯電話端末の開発や販売組織再編などによるコスト削減から損失額の縮小に向かっている。

☆10月に新会社設立の富士通と東芝!!
富士通と東芝が2010年10月に、携帯電話端末事業の強化を目的とした新会社を設立する計画だ。

★NECカシオが6月から始動を開始!!
NECカシオモバイルコミュニケーションズが2010年6月に、カシオ日立モバイルコミュニケーションズを統合して本格的な始動を開始した。

正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。

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