「海外メーカ各社の国内動向」

【要約】
現在の国内市場はアジアの海外メーカ勢が台頭
海外メーカは従来から国内の携帯電話事業者各社に携帯電話端末を供給してきた。

ただ、フィンランドNokiaや米Motorolaによる国内市場撤退など、現在では海外メーカの勢力図に変化が起きている。

そうした中、世界的にも話題となった2008年7月の「iPhone 3G(米Apple製)」の国内上陸、2009年6月の「iPhone 3GS(同)」の市場投入、さらには韓国LG Electronicsによる国内市場への本格参入が開始された。

積極的に海外メーカ端末を採用する事業者各社
国内の携帯電話事業者各社は従来から海外メーカの携帯電話端末の供給を受けている。

中でもNTTドコモは他事業者に先駆けて積極的に採用してきた。

一方、ソフトバンクモバイルは国内事業者の中で最多となる6社の供給を受ける。

また、イー・モバイルも4社の供給を受けているが、最後発かつデータ通信サービスが主力であるため、中国Huawei Technologiesからの端末供給が多い。

【キーワード】
☆Nokiaや米Motorolaも撤退!!
国内市場には過去に、フィンランドNokiaや米Motorolaといった世界シェアでも上位の海外メーカが参入していた。ただ、現在では国内市場から撤退するなど海外メーカの勢力図に変化が起きている。

★話題性たっぷりの海外メーカ!!
ソフトバンクモバイルから世界的にも話題となった「iPhone 3G(米Apple製)」が2008年7月に国内上陸し、2009年6月には「iPhone 3GS(同)」も市場投入された。さらに韓国LG Electronicsによる国内市場への本格参入も開始されている。

☆出荷台数はまだ小規模!!
MM総研によれば、国内市場における2009年度上期の携帯電話端末の出荷台数のうち、海外メーカを含む、その他は20.1%のシェアを獲得して343万台にとどまったという。海外メーカの中ではアップルジャパンとLGエレクトロニクス・ジャパンが奮闘したが、出荷台数は小規模なものにとどまっている。

★海外メーカ採用数は平均5社!!
国内の携帯電話事業者各社は従来から海外メーカの携帯電話端末の供給を受けてきた。他事業者に先駆けて積極的に採用を進めたNTTドコモは5社、ソフトバンクモバイルは国内事業者の中で最多となる6社、イー・モバイルも4社の供給を受けている。なお、KDDI(au)は2社の供給にとどまる。

正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。

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