「基地局関連メーカ各社の動向−2008年度通期−」

【要約】
08年度通期はドコモとSBMが投資縮小するもauは投資拡大
2008年度通期の設備投資額はNTTドコモが前年度比2.8%減となる7,376億円、KDDIのau事業は同10.3%増の4,321億円、ソフトバンクモバイルが同15.4%減となる1,991億円、イー・モバイルは同59.6%減の397億円になった。

それに伴い、通期は携帯電話事業者4社で合計1兆4,085億円の投資が実施されている。

また、NTTドコモとKDDIのau事業の投資内訳では、NTTドコモが携帯電話事業へ同3.6%減となる6,013億円、そのうち「FOMA」には同5.9%減の4,899億円を投下した。

一方、KDDIは1xEV-DO方式(2GHz)へ同37.5%減となる1,066億円、新800MHz帯には同189.6%増の2,001億円を投下し、すでに投資対象が新800MHz帯へ完全に移行している。

【キーワード】
☆7,000億円で推移するNTTドコモの投資額!!
「FOMA」基地局数の拡大も落ち着き、今後5年間はLTE(Long Term Evolution)向け投資を含めても年間7,000億円程度の水準で推移していく見込みだ。

★auは新800MHz帯に投資額の大半を投下!!
KDDI(au)が2008年度上期以降、2GHzから新800MHz帯へと設備投資先を移行している。

☆投資効率を高めるソフトバンクモバイル!!
「SoftBank 3G」基地局数の拡大も落ち着き、今後は投資額を縮小化させながらも投資効率を高めていく。

正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。

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