「携帯電話向け電子書籍市場の動向と今後の展望2」

【要約】
電子書籍配信サイト数の急増で市場規模も拡大
2006年12月末時点における既存事業者3社の電子書籍配信サイト数は合計255サイトに達している。

そのうちNTTドコモは58サイト、auが118サイト、ソフトバンクモバイルは79サイトになっている。

配信サイト数の急増に伴い、市場規模も2005年度には46億円に達した。

携帯電話事業者各社の電子書籍コンテンツに関する動向をみると、NTTドコモは2006年11月に角川グループホールディングスなどと携帯電話向け映像コンテンツ市場に関する業務提携を行い、携帯電話向け電子書籍や漫画などの充実も図った。

一方、auは無料ダウンロード・キャンペーンを行うなど電子書籍コンテンツの普及に余念がない。

さらにソフトバンクモバイルも2006年11月に、「Yahoo!ケータイ」における「SoftBank 3G」向け「電子コミック」の作品数が3,000作品を突破したと発表している。

音楽やゲームに続く有望市場への期待
電子書籍コンテンツ普及の背景には、データ通信サービスの高速化やパケット定額制サービスの導入、コンテンツ・プロバイダ(CP)の相次ぐ参入によるコンテンツの拡充などがあげられる。

これまでは電子書籍コンテンツはデータ通信の高速化と定額制サービスの浸透が普及を促してきた格好であった。

しかし、ここに来て、さらなるCP各社の相次ぐ参入がコンテンツの拡充をもたらし、電子書籍コンテンツ普及の追い風になっている。

【キーワード】
☆2005年度の市場は46億円!!
インターネット生活研究所によれば、2005年度の携帯電話向け電子書籍市場は前年度比283.3%増となる約46億円になったという。

★事業者各社も電子書籍に注力!!
NTTドコモは角川グループホールディングスなどと業務提携を行い、auも無料ダウンロード・キャンペーンを行うなど電子書籍コンテンツの普及に余念がない。

☆相次ぐCPの参入でコンテンツが充実!!
コンテンツ・プロバイダ各社の相次ぐ参入が電子書籍コンテンツの拡充をもたらし、普及の追い風になっている。

正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。

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