「携帯電話ゲームの最新動向2」

【要約】
MNP導入を前にゲームを拡充する事業者
NTTドコモとKDDI(au)が携帯電話ゲームの強化に力を注いでいる。

NTTドコモは2006年9月に「FOMA 903i」シリーズに対応する「メガゲーム」の開発を発表し、auも通信対戦可能なゲームの提供を開始した。

両社のゲーム拡充の背景には、携帯電話番号ポータビリティ(MNP)制度導入におけるユーザ流出防止策が見え隠れする。

一方、ソフトバンクモバイル(旧ボーダフォン)は2月に新モーションコントロールセンサーを共同開発し、4月からはBluetooth対応「Vアプリ」を提供するなど、2社とは異なる展開を進めつつある。

国内再編を進める大手CP各社
携帯電話ゲームのコンテンツ・プロバイダ(CP)大手の再編が進んでいる。

バンダイとナムコが2005年9月29日にバンダイナムコホールディングスを設立し、スクウェア・エニックスも2006年3月にタイトーを完全子会社化した。

すでにドワンゴによるチュンソフトの子会社化、ジー・モードとガンホー・オンライン・エンターテイメントの業務/資本提携なども行われており、今後もゲーム・メーカやCPによる業界再編が進む可能性も高い。

【キーワード】
2005年の市場規模は600億円弱!!
モバイル・コンテンツ・フォーラムによれば、2005年におけるモバイル・ゲーム市場の規模が前年比43.0%増となる589億円になったという。

ゲーム拡充でユーザを囲い込む事業者!!
NTTドコモの「メガゲーム」、KDDI(au)の本格通信対戦ゲームなど、携帯電話番号ポータビリティ制度導入前でのユーザ流出防止策のようにみえる。

CP各社は国内再編以外に海外CP買収も!!
バンダイナムコホールディングスが2005年9月29日に設立され、スクウェア・エニックスも2006年3月にタイトーを完全子会社化した半面、カプコンとコナミが5〜6月に海外CPを買収している。

正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。

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なお、目次/図表はPC版に掲載しています。

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