「韓国における携帯電話市場動向-2004年上期-」

【要約】
MNPで市場が活性化
携帯電話普及率が70%を超えている韓国市場は月間純増数も数万規模と、すでに飽和状態に入っているといえる。

しかし、2004年上期は2003年下期の約6倍となる月間平均44万の純増を記録した。

市場活性化の背景には、2004年1月に導入された番号ポータビリティ制度の影響が大きい。

メーカ2社の勢いに拍車
Samsung ElectronicsとLG Electronicsの勢いに拍車がかかっている。

すでに世界3大メーカとなったSamsung Electronicsはもちろんのこと、LG Electronicsもさらなる飛躍を狙う。

両社は技術的にも世界最先端を競っており、Samsung Electronicsは500万画素級カメラ搭載やHDD搭載端末を開発し、LG ElectronicsもMP3対応端末の市場投入を開始している。

【キーワード】
MNPで市場が活性化
2004年上期は月間平均44万の純増を記録し、265万の上期純増となった。

市場シェアにも変化
MNP効果でSK Telecomの市場シェアが落ち込み、KTFとLG TeleComは拡大した。

行き過ぎたユーザ獲得
事業者による不法な端末補助金支給が横行し、韓国政府から営業停止措置が下された。

【2.携帯電話ユーザ数の推移(2004年1月〜7月)】
上期は月間44万増
2004年1月に導入された番号ポータビリティ制度(Mobile Number Portability:MNP)が、飽和状態となっていた韓国市場を活性化させた。

2003年下期は月間平均70,000の純増であったが、2004年上期は同44万と大幅な伸びをみせている。

正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。

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