「PHSにおける音楽配信サービス市場の動向」

【要約】
敷居の高い音楽配信
これまでモバイルにおける音楽配信サービスは、NTTドコモのPHSによる「M-stage music」とDDIポケットの「SoundMarket」が提供されていた。

もともと楽曲自体の容量も着信メロディなどに比べて遥かに大きく、64kbpsという当時の回線速度ではPHSの高速な回線が採用の決め手となった。

しかし、インターネット上の音楽配信サービスも未だに市場規模は十数億円程度にとどまっている。

PHSによる音楽配信サービスも、移動体通信サービスの爆発的な普及にも関わらず伸び悩んでいるのが現状だ。

専用端末が必要であったり、ダウンロードに時間がかかったりと、何かと敷居の高いサービスでもあった。

着うたに続くか!?
こうした状況の中、着信メロディではあるものの、KDDIの「着うた」が好評を博している。

KDDIの「着うた」は着信メロディながらも、15~30秒間の中にアーティストの歌声が挿入されたものだ。

2003年6月には300万曲以上がダウンロードされ、すでに5月までに累積ダウンロード数は1,000万曲に達し、対応端末も200万台に上っている。

当初は着うたの提供に積極的ではなかったNTTドコモやJ-フォンも、現在では同様のサービスを検討しているとされる。

現在では携帯電話やPHS端末の高機能化も進み、各種メモリ・カードを搭載したものや、3Gサービスの登場で通信速度も飛躍的に向上した。

いよいよ携帯電話やPHS端末における音楽配信サービスが本格化する可能性も高い。

【キーワード】
☆業界も期待!!
サービス開始当初、PHSによる音楽配信サービスは音楽CDの販売が落ち込む音楽市場業界には期待されていた。

★普及進まず!!
結果的にPHSによる音楽配信サービスの普及は進んでいないのが現状だ。

原因はPHS端末のみへの提供であったり、楽曲代の高額さなど、さまざまだ。

☆ケータイでも開始!!
KDDIの「着うた」が好調で、auユーザにも浸透しつつある。

これに伴い、NTTドコモやJ-フォンの参入も考えられ、いよいよ携帯電話による音楽配信サービスも開始される可能性も高い。

【2.市場規模】
前回、「着メロ市場の動向と今後の展望」で算出した2002年度の市場規模は850億円であり、財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAj)の「デジタルコンテンツ白書2003」では2002年度における携帯電話向け音楽系コンテンツ市場は852億円となっている。

その差額は2億円であり、PHSにおける音楽配信サービス市場の規模は数億円であることが推測される。

正式版からの抜粋を含め、いろいろと本レポートをご紹介させていただきましたが、ご興味のある方はご購入いただければ幸いです。

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